新潟県新潟市西区小針西2丁目12番15号

 

逆流性食道炎


胃酸や胃内容物の食道への逆流によって、食道粘膜に炎症がおこる病気です。生活スタイル(過食、肥満、高脂肪食など)やピロリ菌感染率の低下による胃酸分泌亢進が関連していますが、これらに当てはまらなくても炎症は起こります。
症状としては胸やけや酸っぱいものが上がってくる、みぞおちの辺りが痛むなどがあり、多くは胃酸の分泌を抑える薬を内服することで改善します。

食道がん


食道粘膜に発生する悪性腫瘍のことです。初期には自覚症状がない場合がほとんどで、胃カメラ検査で偶然見つかるほか、食事のつかえ感や胸の違和感、体重減少、声のかすれなどの症状が出てきて発見される場合がありますが、これらの症状が出てきたときには病状が進行していることも多いです。
飲酒・喫煙習慣のある方は食道がんのリスクが高まることが知られており、定期的な胃カメラ検査が勧められます。

胃潰瘍


ピロリ菌感染や痛み止めの内服など様々な理由によって、胃粘膜に深い傷ができた状態のことをいいます。
みぞおちの痛み(胃痛)や吐き気、食欲低下、黒っぽい便がでるなどが典型的な症状であり、時に出血や穿孔(胃の壁に穴があく)によって命に関わることもあります。

胃がん


日本人に多いがんであり、部位別がん罹患数は男性3位、女性4位(2019年「全国がん登録罹患数・率 報告」)となっています。
みぞおちの痛み、胃部不快感、食欲低下、吐き気などの症状がありますが、これらは進行してから出現することが多いです。早期胃がんでは無症状のため、定期的な胃カメラ検査で早期発見することが重要となります。


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